道宮結の性格と人間関係を解説！声優や心に響く名言も紹介

道宮結は、烏野高校女子バレーボール部の元主将で、ポジションはウイングスパイカーです。

男子バレー部の主将である澤村大地とはクラスメイトであり、彼に淡い恋心を抱いています。

非常に真面目で責任感の強い性格ですが、プレッシャーに弱い一面もあり、キャプテンとしての重圧に悩む姿も描かれました。

最後まで諦めずにチームを率い、後輩たちにその想いを託して引退していった、努力家のキャプテンです。

道宮結の声を担当しているのは、声優の瀬戸麻沙美さんです。

代表作には、『ちはやふる』の綾瀬千早役、『呪術廻戦』の釘崎野薔薇役、『トロピカル〜ジュ!プリキュア』の滝沢あすか（キュアフラミンゴ）役など、芯の強いヒロインを数多く演じています。

瀬戸さんの演技は、道宮の持つ真面目で一生懸命な性格と、キャプテンとしての責任感や、澤村への恋心に揺れる繊細な乙女心を見事に表現しています。

道宮は、決して強豪とは言えない女子バレー部を主将として懸命にまとめようと努力していました。

しかし、インターハイ予選で敗退し、春高予選に向けてチームを立て直そうとする中で、キャプテンとしてのプレッシャーに押しつぶされそうになります（原作10巻）。

「勝ちたい」という気持ちと、勝てない現実との間で葛藤する彼女の姿は、多くの読者の共感を呼びました。

それでも最後まで諦めず、チームを鼓舞し続けた彼女の姿は、まさしく主将そのものでした。

道宮は、中学時代から同級生の澤村大地に片想いをしています。

彼の前では緊張してしまい、上手く話せないなど、可愛らしい一面を見せます。

春高予選前に、澤村から「頑張れよ」と声をかけられた際には、その一言を力に変えて試合に臨みました。

また、女子バレー部の仲間たちとも強い絆で結ばれており、引退する際には、後輩たちに涙ながらにエールを送りました。

彼女のバレーへの想いは、確かに後輩たちへと受け継がれています。

道宮結は、スター選手ではありませんが、主将としての責任とプレッシャーに悩みながらも、最後までチームのために戦い抜いたキャラクターです。

彼女のひたむきな努力と、仲間を思う真っ直ぐな心は、多くのファンの心を打ちました。

報われることばかりではないスポーツの厳しさと、それでも諦めないことの尊さを体現した、烏野高校女子バレーボール部が誇るべきキャプテンです。