佐久早聖臣の性格と人間関係を解説!声優や心に響く名言も紹介

佐久早聖臣とは?プロフィールを一覧で紹介

誕生日 3月20日
身長・体重・最高到達点 189cm/72.4kg/345cm
高校・学年 井闥山学院高校/2年
ポジション ウイングスパイカー
声優 鳥海浩輔

佐久早聖臣(さくさ きよおみ)は、井闥山(いたちやま)学院高校に所属するウィングスパイカーで、牛島若利、木兎光太郎と並び「全国高校3本指」に数えられる超高校級のエースです。

最大の特徴は、極度の潔癖症とネガティブ思考の持ち主であること。

常にマスクを着用し、人混みを嫌い、試合後もすぐにシャワーを浴びたがるなど、独特の価値観を持っています。

しかし、ひとたびコートに立てば、そのプレーは圧巻の一言。

特に、異常なほど柔らかい手首から繰り出される強烈な回転のかかったスパイクは、相手ブロッカーやレシーバーを全く寄せ付けません。

冷静沈着で、自分のコンディションを完璧に管理し、常に最高のパフォーマンスを発揮するための努力を怠らないストイックなアスリートです。

そのミステリアスな雰囲気と圧倒的な実力のギャップが、多くのファンを惹きつけています。

佐久早聖臣の担当声優は鳥海浩輔さん!経歴と主な出演作

佐久早聖臣の声を担当しているのは、ベテラン声優の鳥海浩輔(とりうみ こうすけ)さんです。

鳥海さんは、色気のあるセクシーな低音ボイスから、クールなキャラクター、コミカルな役まで幅広く演じ分ける実力派として知られています。

主な代表作に、『うたの☆プリンスさまっ♪』の愛島セシル役、『薄桜鬼』の斎藤一役、『刀剣乱舞』の三日月宗近役など、絶大な人気を誇るキャラクターが数多くあります。

佐久早聖臣役では、彼のクールでどこか人を寄せ付けないミステリアスな雰囲気を、落ち着いたトーンで見事に表現。

潔癖症ゆえの独特なセリフ回しや、試合中に見せるアスリートとしての鋭さを、説得力のある演技で作り上げています。

鳥海さんの深みのある声が、佐久早の持つ只者ではないオーラとカリスマ性を完璧に体現しています。

三大エースの実力とストイックな素顔

佐久早聖臣の実力は、初登場シーンである全日本ユース強化合宿(原作24巻・212話)で遺憾なく発揮されます。

影山や日向といった全国の精鋭が集まる中でも、彼のプレーは別格の輝きを放っていました。

特に注目すべきは、ボールに強烈な回転をかけることで、レシーバーの腕を弾き飛ばすスパイクです。

これは、彼の並外れて柔軟な手首が可能にする唯一無二の技術であり、「三大エース」と呼ばれる所以を物語っています。

また、彼の強さは単なる才能だけではありません。

潔癖症も、裏を返せば自己管理能力の高さの表れであり、常に万全の状態でいるための彼の哲学です。

Vリーグ編では、MSBYブラックジャッカルの選手として登場(原作44巻)。

プロの世界でもそのストイックな姿勢は変わらず、より高みを目指して日々の練習に取り組む姿が描かれ、彼のバレーボールに対する真摯な愛情が浮き彫りになりました。

佐久早聖臣の主な人間関係

佐久早聖臣は、他者と積極的に関わろうとしない性格のため、人間関係は限定的です。

高校時代のチームメイトには、同じくユース合宿に選ばれたリベロの古森元也がおり、彼が佐久早の数少ない理解者として描かれています。

古森は佐久早の潔癖症な性格を把握した上で、うまくコミュニケーションを取り、チームとの緩衝材の役割も果たしていました。

また、ユース合宿で出会った宮侑とは、その馴れ馴れしい態度に辟易しながらも、セッターとしての実力は認めており、後にプロチーム「MSBYブラックジャッカル」でチームメイトとなります。

同じ「三大エース」である牛島若利や木兎光太郎とは、ライバルとして互いを意識し合う関係です。

特に、Vリーグ編で木兎や日向翔陽と同じチームになったことで、彼の閉鎖的な世界に変化が生まれ、新たな化学反応を見せていくことになります。

佐久早聖臣の心に響く名言3選

「それがどうした 飯の邪魔だ」

第43巻

まとめ:佐久早聖臣は潔癖症とネガティブ思考の裏に最強を求める探求者

佐久早聖臣は、潔癖症でネガティブという強烈な個性と、高校生離れした圧倒的な実力を併せ持つ、ミステリアスなエーススパイカーです。

その独特な性格は、裏を返せば最高のパフォーマンスを追求するための徹底した自己管理能力の表れでもあります。

異常なほど柔軟な手首から放たれるスパイクは、彼の代名詞であり、見る者を圧倒します。

人との関わりを避ける一方で、バレーボールに対しては誰よりもストイックで、常に最強であるための努力を惜しみません。

Vリーグ編では、日向や木兎といったポジティブなエネルギーを持つ選手たちとチームを組むことで、彼の内面にも少しずつ変化が訪れます。

孤高の天才が、チームという集合体の中でいかにして輝きを増していくのか、その過程が彼の最大の魅力と言えるでしょう。

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