烏養繋心 の性格と人間関係を解説!声優や心に響く名言も紹介

烏養繋心とは?プロフィールを一覧で紹介

誕生日 4月5日
身長・体重・最高到達点 178.2cm/72.2kg
高校・学年 烏野高校
ポジション コーチ
声優 江川央生

烏養繋心は、烏野高校バレーボール部のOBであり、坂ノ下商店の店主を務める青年です。

当初はバレーボールから距離を置いていましたが、顧問の武田一鉄の熱意に押され、伝説の名将であった祖父・烏養一繋の後を継ぐ形で、烏野高校バレーボール部のコーチに就任します。

口は悪いですが面倒見が良く、選手一人ひとりの特性を見抜く鋭い観察眼と、的確な戦略を立てる知性を兼ね備えています。

自身の選手時代の経験と、祖父から受け継いだ指導理論を融合させ、「飛べない烏」と揶揄されたチームを全国の舞台へと導く若き司令塔です。

烏養繋心の担当声優は江川央生さん!経歴と主な出演作

烏養繋心の声は、当初、田中一成さんが担当されていましたが、2016年に急逝されたため、江川央生さんが後任を務められています。

江川さんは、重厚で迫力のある声が特徴のベテラン声優で、代表作に『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』のテリー・サンダースJr.役や、数多くの特撮作品での悪役などがあります。

江川さんの力強い声は、烏養コーチの持つ、選手たちを時に厳しく、時に熱く鼓舞する指導者としての風格に深みを与えています。

田中さんが作り上げたキャラクター像を引き継ぎつつ、新たな魅力を吹き込み、烏野の頼れるコーチを見事に演じきっています。

名将の血筋!コーチとしての指導力と戦略

烏養繋心は、名将として知られた祖父・一繋から指導者としての哲学を受け継いでいます。

しかし、それに頼るだけでなく、現代バレーの理論や、日向・影山といった新しい才能を活かすための独創的な戦術を次々と考案しました。

日向と影山の「変人速攻」をチームの武器として昇華させ、月島のブロックの才能を見出し、さらには選手全員が攻撃に参加する「シンクロ攻撃」を完成させるなど、その手腕は確かです。

春高予選の青葉城西戦(原作8巻)や白鳥沢戦(原作20巻)で見せた、相手の裏をかく的確な采配は、チームを何度も勝利に導きました。

祖父・烏養一繋との関係と選手への想い

繋心にとって、祖父である烏養一繋は、偉大すぎるがゆえにコンプレックスの対象でもありました。

しかし、コーチに就任し、選手たちと向き合う中で、祖父が築き上げたものの価値を再認識していきます。

特に、長年のライバルであった音駒高校の猫又監督との再会は、繋心に大きな影響を与えました。

祖父と猫又監督が夢見た「ゴミ捨て場の決戦」を実現させることが、繋心の大きな目標の一つとなります。

選手たちの成長を誰よりも喜び、彼らの勝利のために全力を尽くす姿には、祖父から受け継いだバレーボールへの深い愛情が溢れています。

烏養繋心の心に響く名言3選

「バレーボールは、常に上を向くスポーツだ。」

第2巻

「下を向くんじゃねぇ!バレーは常に上を向くスポーツだ!」

第2巻

「「繋ぐ」ってのは、そういうことだ。」

第2巻

まとめ:烏養繋心は理論と情熱でチームを導く、烏野の若き司令塔

烏養繋心は、ぶっきらぼうな態度の中に、選手への深い愛情とバレーボールへの熱い情熱を秘めた、烏野に不可欠な指導者です。

名将の祖父を持つプレッシャーを乗り越え、自分自身の指導スタイルを確立し、チームを劇的に成長させました。

彼の的確な戦略と、選手の心を掴む熱い言葉がなければ、烏野の復活はあり得ませんでした。

武田先生と共にチームを支える「大人」として、選手たちと共に「ゴミ捨て場の決戦」という夢を追いかける姿は、多くのファンの心を打ちました。

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