牛島若利の性格と人間関係を解説！声優や心に響く名言も紹介

牛島若利は、全国屈指の強豪・白鳥沢学園高校バレーボール部の主将を務める3年生です。

全国3大エースの一人に数えられる絶対的な存在であり、ポジションはウイングスパイカー。

左利きから繰り出される破壊力満点のスパイクを武器に、チームを何度も全国の舞台へと導いてきました。

口数が少なく、ストイックで実直な性格ですが、バレーボールに対する情熱とプライドは誰よりも強い、まさしく「王者」と呼ぶにふさわしい選手です。

牛島若利の声を担当しているのは、声優の竹内良太さんです。

主な出演作に、『魔法使いの嫁』のエリアス・エインズワース役や、『あんさんぶるスターズ!』の三毛縞斑役などがあります。

竹内さんの持つ、低く重厚な声質は、牛島の絶対王者としての風格と、何事にも動じない圧倒的な存在感を完璧に表現しています。

彼の口から発せられる一言一言には説得力があり、キャラクターの持つ威厳を一層高めています。

牛島の最大の武器は、サウスポーから放たれる他の追随を許さないパワースパイクです。

春の高校バレー宮城県予選決勝、烏野高校との死闘（原作17巻～21巻）では、その圧倒的な力で烏野のブロックを何度も打ち砕きました。

パワーだけでなく、厳しいコースを打ち分ける技術や、試合終盤でも衰えないスタミナも兼ね備えており、まさに「絶対王者」。

彼の存在そのものが、烏野高校にとって乗り越えなければならない最も高く、厚い壁として立ちはだかりました。

牛島は、同じ宮城県のライバルである青葉城西の主将・及川徹を高く評価しており、「お前は道を間違えた」「白鳥沢に来るべきだった」と、その実力を認める発言をしています。

一方で、烏野の日向翔陽に対しては、当初その実力を全く認めていませんでした。

しかし、試合を通して日向の驚異的な成長と執念を目の当たりにし、試合後には「コンクリート出身の日向翔陽。お前を叩き潰したい」と、一人のライバルとして認めるに至りました。

牛島若利は、自らの「強さ」こそが正義であるという揺るぎない信念を持つ、孤高の絶対王者です。

その圧倒的な実力とストイックな姿勢は、敵味方問わず多くの選手に影響を与えました。

烏野高校に敗れたことで、初めて「敗北」を知りましたが、その経験は彼をさらに強くする糧となるでしょう。

世界の舞台での活躍が期待される、日本バレーボール界の宝とも言える存在です。